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健康ひとくちメモ

集束型衝撃波治療について

 2023.11.20

当院では集束型衝撃波治療を開始致しました。
もともと尿管結石などの治療に使われてきた衝撃波治療ですが近年骨折や筋腱障害、あるいは痛みの緩和などにも効果があることがわかり、整形外科領域の治療にも応用されてきました。
現在、治療に使われる衝撃波には放射状に広がるために浅い部位の治療に適している拡散型衝撃波(RPM)と逆に集束させるため深い部分の治療に適している集束型衝撃波(FSW)
の2種類があります。
当院に導入しました治療機器は集束型衝撃波治療機器のBTL-6000フォーカスで筋・腱はもとより深部の骨にまで衝撃波が届くため、より広範囲の疾患に対応できる機器となります。

期待される効果

組織修復作用・・・腱や骨の再形成を助ける作用
血管新生と血流増加での組織修復の促進。collagen産生や骨形成に関わる成長因子の分泌による腱や骨形成の促進作用。

除痛作用・・・痛みを和らげる作用
痛みを誘発している自由神経終末を破壊、及び痛みに関わる神経伝達物質を減少させる作用。

対象疾患

難治性足底腱膜炎(保険適応、以下は保険適応外)
アキレス腱炎、石灰沈着性腱板炎、テニス肘、ゴルフ肘、50肩(肩関節周囲炎)、ジャンパ-膝、
疲労骨折、離断性骨軟骨炎、シンスプリント など

※ 完全予約制です
※ 診察や画像診断、諸検査等により医師が適応や効果を判断して治療を開始します。

CT検査をお受けになる方へ

 2020.08.03

CT検査とは、X線とコンピューターを用いて、体の断層(輪切り)画像を撮影する検査です。

 X線を使用する検査なので放射線による被ばくのリスクを伴います。

しかし検査を受けることで、病気やケガの早期発見や程度の把握ができるため、治療に必要な大事な検査であることをご理解ください。

またご心配な点がありましたら医師その他スタッフにご相談下さい。 

なお当院ではCTによる医療被ばくの低減のため、関係する学会等の策定したガイドラインにのっとり、定期的に線量の最適化を行っています。 

 

Sv(シーベルト)とは人が受ける被ばく線量の単位です。 

当院でのX線CT検査による被ばく線量は撮影部位にもよりますが約5~20ミリシーベルトです。 

また、下の表は一度の被ばくによるものであり、時間をおいて複数回にわたりCT検査を行った場合でも人体の放射線による影響に対する修復機能があるので被ばく線量が蓄積されるものではありません。

セアカゴケグモをご存知ですか?

 2020.08.03

皆さんはセアカゴケグモをご存知でしょうか?

 

本来はオーストラリアが原産のクモですが、近年日本各地でも発見が相次ぎ問題となっている毒グモです。

香川県下でも数多くの報告があり、最近では7月29日に高松市内の運動公園内でも生体と卵のうが見つかっています。

 毒はそれほど強いものではありませんが乳幼児や高齢者では重症化し易いとされているので、咬まれた場合は傷口を水道水で洗い、患部を冷やしながら病院に行くようにしてください。

 また、出来れば病院に,咬まれたクモを持って行くと適切な治療につながります。

 絶対に素手ではつかまえないように。殺虫剤をかけるか,靴で踏みつぶして駆除してくださいね。